いつもありがとうございます。
せらぴーすぽっと☆オルゴンの松戸です。
新たなメニューとして追加されたホメオストレッチに関して、質問をいただきました。
ホメオとストレッチの2つの言葉で出来上がっている造語で、言葉の意味がわかればどのようなストレッチ法かもわかり、どういった効果をもたらすのか推測できますね。
ストレッチは、伸ばしたり縮めたり、身体の様々な部分を伸縮させて、緊張と弛緩を繰り返します。そうすることで、しなやかな筋肉が出来上がったり、血液の流れも良くなったりと身体にとってはいいことが起こります。何より、リラックス状態で伸びたりすると気持ちいいため、肉体的な作用だけでなく、精神的なアプローチもできるのです。
では、ホメオは？！
ホメオスタシスが語源となっており、ホメオスタシスを理解することで、ホメオストレッチの理解が深まります。今回は、ホメオスタシスについて知っていきましょう。
ホメオストレッチのホメオって何？！元に戻す力のホメオスタシスが語源
ホメオスタシス（表記によっては、ホメオスターシス）という言葉をご存知ですか？
恒常性維持機能と訳される言葉で、元の安定した状態に戻す力と言われています。別名、復元力。語源は、ギリシャ語と英語で「ホメオ」は均一という意味（ギリシャ語）。「スタシス（スターシス）」は、同じ状態という意味（英語）です。
つまり、身体を元の状態に戻すリラクセーション法と言えます。転ぶなどして膝を擦りむいても、かさぶたになりいつの間にか回復している経験は皆さんあるはず。人間だけでなく、動物などに元々備わっている機能なのです。
ちなみに、人間だけでなく地球にも復元力は持っています。雨が続けば、地盤が緩んでしまいます。晴れだけになってしまうと、砂漠化が進んでしまいます。そうならないために、地球全体を元に戻す力「ホメオスタシス」が働いています。
大人になるとホメオスタシスが低下？！子供と大人の違いから納得
人間の話に戻すと、大人より子供の方がホメオスタシスが活発です。先程例に例えた、怪我にまつわることなら、子供のほうが治りが早いというのはもちろん、泣いたと思ったら、ちょっとのことで笑い始めるなど、感情的なことにもホメオスタシスが働きます。
子供が元気な証拠ですね。
逆に大人は怪我の治りが遅いし、感情も動きにくく、場合によっては怒りがおさまらない、落ち込んだままいつまでも動けないなど、そんな状態になっています。
これは、ホメオスタシスが低下している証拠です。活性化させていくことで、身体を正常に戻すことが早くなります。復元力を高めて、身体と心を毎日リセットさせ、パフォーマンスを発揮できるように死体ですね。
ダイエットの理論にも取りれられるホメオスタシス
ホメオスタシスをポジティブに考えると、身体を正常な状態へ戻していくことですが、長期期間同じ状態が続くと、悪い状態が当たり前になり、そちらの方に戻ってしまうこともあります。
例えば、ダイエットにおけるリバウンド。
長年の不摂生が原因で、体重が増えてしまった、つけたくないところに脂肪がついてしまったなど、ある意味現代病の悩みのひとつである肥満。奮起してダイエットを試みようと思っても、中々続かなかったり、痩せたと思って油断していたらリバウンドしてしまったなど、ありますよね。
実は、これもホメオスタシスが効いているため、元の状態に戻ってしまうのです。
まずはデフォルトの状態に持っていくこと！根気強くやっていこう
ダイエットとホメオスタシスの関係からもわかるように、悪い状態がデフォルトになってしまった場合、正常の状態に戻していくのにかなり時間がかかります。
これまでの蓄積がどの程度かによって、元に戻るための時間のかかり具合は異なります。共通して言えることは、根気強くやっていく必要がありますね。
ひとりでやるのはかなり大変かもしれません。だからこそ、専門家に頼るのもひとつです。自分の状態を観るという観点で、数値化する。見える化することが重要です。
ホメオストレッチなら、バランスグラフを取りながら皆様の身体の状態を診ていきます。身体や心の状態が自分の理想に近づいているとわかったら、楽しくなるでしょう。
今回は、ホメオスタシスについてお話しました。次回は、ホメオストレッチについて詳しくお話していきますね。