せらぴーすぽっと☆オルゴンの松戸です。
いつも記事見ていただきありがとうございます。
今回も、星槎教育センターでのストレスケアセミナーをまとめていきます。
まず、この1ヶ月の振り返りを行いました。
- 季節の変わり目なのか、何かやる気が出ない
- コロナの影響なのか連絡しても返信がない
- 仕事・家族以外になかなか会えない
- 年末に向けてやること考えると頭が痛くなる
- 無気力状態
- 寝たくない
上記のような声が上がってきました。
概ね、「~ない」という否定的な言葉を使っている方が多く感じました。
僕自身も、
やろうと思っていてもやる気出ない……
今じゃない気がする……
など、否定語が含まれる言葉をよく使っていましたね。
無気力になるとアドバイスなどをもらっても、
なかなか受け入れられなかったり、聞き入れられない状態が続きます。
それは、身体も心も閉鎖的になるからですね。
カウンセリングやアドバイスが、入って来ない。
それを改善するためには、ストレスケアで行うホメオストレッチです。
心の問題と思われがちですが、身体からもアプローチすることができるのです。
ホメオストレッチは「相手を感じる身体のカウンセリング」という前提で行います。
僕がホメオストレッチを学んでいた時に、先生から聞いてとても響いた言葉です。
セミナーでは今回から、簡単にできるリラクセーション方法(ホメオストレッチ)をやって欲しいとリクエストをいただいたので、ぴったりな回になりました!
今回のテーマは、「触る」と「触れる」の違いについて行いました。
文字とか言葉にすると意味はなんとなく解りますが「実際にやってみて?」と言われると、違いがわからないかもしれません。
多くの方は、頭の中が「?(クエッション)」になると思います。
僕も、整体を学んでいたため、「触る」と「触れる」の違いについて、理解していると思い込んでいましたが、実際にやってみると、違いを出す上で苦戦しました。
あらためてストレスケアで学んでみて、とても腑に落ちた瞬間があります。
【触る】→自分の意思で行う。つまり、相手を置いてきぼりになりがち。
【触れる】→相手を感じながら行う。つまり、相手と共にいる。
ある特定の筋肉を動かす場合、自分の意思で「ここまで曲げられるだろう」とやっていましたし、施術相手の緊張はあまり考えていませんでした。
しかし、【触れる】を意識すると
「この人の状態はどう?」
「どのあたりまで動く?」
「何に緊張しているのだろうか?」
と自己会話が始まり、相手から感じる情報が全然違うことがわかりました。
ストレスケアを学んでから、より一層実感しています。
セミナー参加者の中に、ワンちゃんを飼っている方がいて、こういってました。
散歩でたまに
「触っていいですか?」と言われるけれど、
「触れていいですか?」とは、言われた事ないですね(笑)って。
これを実際に、うつ伏せになってもらい、肩甲骨に手を当ててみるとこう感じるそうです。
【触る】の場合、
- ギュッとされる
- 重い
- ちょっと痛い
- 肩痛いから別の刺激としてはこっちの方が……
触れるは、
- ちょっと物足りない
- 軽い
- ちょっと安心感が出た
などの声があります。
ちなみに強い刺激を求めている人は、かなり脳が疲労していると言われています。本人は感じてないかもしれませんが、脳が疲労し続けると様々な影響を及ぼします。
なお無気力って言ってた方は、ちょっと安心感が出たと言ってました。
つまり【触れる】は、
- 安心感を与える
- 相手を理解する
- 護られていると感じる
を与えるため、徐々に身体が緊張状態から脱力状態へと変わっていくのです。
ちょっと感覚的なことを扱ったため、理解しにくかったかもしれませんが、セミナー後は、参加者に少し笑顔が見られました。
次回も、触ると触れるを更に深めたいと思っています。来月までに、どれくらい練習しているかが楽しみです。